2003年9月27日の火星 |
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大接近から1月後の2003年9月27日の火星火星超大接近から一ヶ月たちましたが、火星はまだまだ明るく見えています。そんな2003年9月27日、科学館では5回目の火星観望会を行いました。 快晴に恵まれ、定員の100倍を超える応募者の中から抽選で選ばれた37名の方が火星を観察しました。写真はその時の火星を望遠鏡の覗き口(接眼レンズ)に直接デジタルカメラを当てるコリメート法で撮影したものです。9月27日の地球−火星の距離は6570万km、明るさは−2.2等、視直径は21″でした。 上空に強風が吹いていたらしく、あまりはっきりと模様が見えませんでしたが、真ん中辺に黒っぽい模様が見えています。 また、2003年9月末現在、火星の南極側が真夏を迎えて氷が融けているためか、南極冠はほとんど見えませんでした。 ※参考 ・2003年8月27日の火星 ・2003年8月24日の火星 ・2003年8月20日の火星 ・2003年7月26日の火星 ★撮影データ科学館10cm屈折望遠鏡(fl:1200mm) + Minolta DimageX コリメート撮影撮影時刻:2003年9月27日20時38分 撮影:石坂千春(科学館学芸員) 2003.9.28記 |