大きなスケールが、極小の世界に影響する! |
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銀河中心巨大ブラックホールと大規模構造の奇妙なユニゾンヨーロッパ南天文台ESOの巨大望遠鏡VLTを使った観測で、とても奇妙な"そろい踏み"が報告されました。銀河中心の巨大ブラックホールであるクェーサーの自転軸(今回、研究者たちは巨大ブラックホールの周りにできる渦に反射された偏光を観測しました)が、数10億光年にもわたる銀河のネットワーク"宇宙の大規模構造"の向きと一致していたのです。 クェーサー本体の大きさは、たかだか数光年ですから、スケールが10億倍!も違う場所が、お互いに関係しあっていることになります。 これはとてもフシギなことです。 理由はよくわかりませんが、これまでの研究から推測されるのは、次のようなことです。
★原文は英語ですが、ESOのプレスリリースをご覧ください。 2014.11.26記(石坂) |