2005年の主な天文現象
★1月
★2月
- 土星が見ごろ
- 上旬マックホルツ彗星が北天で周極星となり、一晩中見える(ただし暗い)
- 27−28日、月と木星がならぶ(オーストラリア南部では木星食となる)
★3月
- 木星と土星が見ごろ
- 13日、水星が東方最大離角(夕方の西空に水星が見える)
- 31日、月がアンタレスを隠す(アンタレス食:0:26:58〜1:32:44)
★4月
- 木星と土星が見ごろ
- 23日、月と木星がならぶ(大西洋上で木星食となる)
- 27日、水星が西方最大離角(明け方の東空に水星が見える)
★5月
- 木星が見ごろ
- 5日未明、みずがめ座η流星群
- 31日、月と火星がならぶ(南大西洋上で火星食)
★6月
- 木星が見ごろ
- 16日、月と木星がならぶ(オーストラリア北部で木星食)
- 27日、水星と金星と土星がならぶ(夕方、西の低空)
★7月
- 木星が見ごろ
- 9日、水星が東方最大離角(夕方、西の低空)
- 13日、月と木星がならぶ(南米で木星食)
★8月
- 金星が見ごろ
- 8日、月と金星がならぶ(夕方、西の低空:アラスカで金星食)
- 13日夜半〜未明ペルセウス座流星群(好条件)
- 24日、水星が西方最大離角(明け方、東の低空)
★9月
- 金星が見ごろ(2日には木星とならぶ)
- 7日、月と金星と木星がならぶ(夕方、西の低空:アフリカで金星食)
- 18日、中秋の名月
- 22日明け方、月がプレヤデス星団(すばる)のすぐ横を通過
★10月
- 金星と火星が見ごろ
- 8日夜半ジャコビニ座流星群
- 17日、部分月食(20:34〜21:32)
- 30日、火星が最接近(6942万km)
○10月17日部分月食が起こります(20:34〜21:32)。
観察するには最適な時間帯ですが、食分(欠ける割合)は0.07と、ほとんど欠けませんので、
見ごたえとしては今ひとつです。
しかし、よく見ると、月の南半分が微妙に暗くなります("半影食")ので、注意深く観察してみましょう。
10月17日の部分月食の進行(JST)
半影食の始め | 18:52 |
欠け始め | 20:34 |
食の最大 | 21:03 |
欠け終わり | 21:32 |
半影食の終わり | 23:15 |
★11月
- 金星と火星が見ごろ
- 4日、水星と金星が東方最大離角(夕方、西の空。水星は月とならんでいる)
★12月
- 金星と火星が見ごろ
- 10日、金星が最大光度(-4.7等)
- 12日、水星が西方最大離角(明け方、東の低空)
- 12日、月と火星がならぶ(シベリアで火星食)
- 14日夜半ふたご座流星群(条件悪)
☆その他
日本からは見えませんが、4月8日に南太平洋〜南米で金環皆既日食、
10月3日には南ヨーロッパ〜北アフリカで金環日食があります。
2005.1.4記(石坂)
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