ネズミ花火?それともオタマジャクシ?
NASAハッブル宇宙望遠鏡に新しいカメラ(ACS)が取り付けられました。
そのACSが撮影した銀河UGC10214(距離4.2億光年、りゅう座)です。
他の銀河との相互作用(衝突)によって、ネズミ花火かオタマジャクシ
のような形になってしまっています。28万光年以上も伸びる"しっぽ"
の部分は青白く見えます。新しい星が盛んに作られているのです。
さらに注目して欲しいのは、この銀河の背景です。よく見ると、小さな
銀河が多数写っています。これは100億光年以上はなれた、遠くの銀河です。
ハッブル宇宙望遠鏡は新しいカメラを手に入れて、ますます性能が
よくなりました。今後のますますの活躍が期待されます。
原文は英語ですが、宇宙望遠鏡研究所のホームページをご覧ください。
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