ガンの原因ではなかった?魚のおこげ |
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魚などを焼いてできるこげは、、タンパク質が変化してつくられるヘテロサイクリックアミン類とよばれる物質です。今回調べたこげの成分5種類のうち4種類は、これまでラットで調べていた突然変異の発生率よりも低くなったのです。トリプP2については変異率がほぼ0に近いなどの結果が出たそうです。 また、ピーナッツなどに生えるカビからでるアフラトキシンB1は150分の1以下の突然変異発生率となりました。 唯一、ニトロソアミンの一つであるニトロソジメチルアミンがラットで調べていたときよりも変異率が5.6倍も高くなりました。 トリプP2:動物が生きていくために欠かすことのできない、必須アミノ酸のひとつであるトリプトファンから生じる物質。遺伝子と結合して突然変異をおこすと考えられている。
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